舌苔について
2021.7.6 3:42 PM
こんにちは!
愛媛県 今治市 衣干町のきぬぼし歯科の重松です。
きれいに歯を磨いているのに口臭が気になることありませんか?
これは舌についた汚れ「舌苔(ぜったい)」が原因のことがあります。
○舌苔とは
舌苔は細菌や食べカスが、舌の上の舌乳頭という細かい突起の間に付着してできた白い苔状のかたまりです。
○舌苔ができる原因
・口の中がキレイに清掃できていない
舌苔はたべカスや細菌が舌の表面に付いたものなので、口の中がキレイに清掃できていないと舌苔がつきやすくなります。
・唾液の分泌の減少
唾液には汚れや細菌を洗い流したり、細菌が増殖するのを抑える働きがあります。
そのため唾液の分泌が減少すると舌苔がつきやすくなります。
・口呼吸をしている
鼻ではなく口で呼吸していると、口の中が乾いて舌苔がつきやすくなります。
○舌苔の取り方のポイント
口臭が気になる人は歯磨き後に舌掃除も行いましょう。
ここでは舌苔の取り方のポイントと注意点をご紹介します。
・舌掃除は1日1回が目安
1日に何回も舌をこすると舌の粘膜を傷つけてしまうこともあるので、舌掃除は1日1回を目安に舌の汚れが気になるときに行って下さい。
朝の舌苔の付着量が多いので、舌掃除は朝の歯磨き時に行うのがオススメです!
・舌ブラシや歯ブラシを使う
舌掃除に使うブラシは、専用の舌ブラシや普段歯みがきで使っている歯ブラシを使いましょう。
・鏡を見ながら行う
舌苔が付いている部分にブラシがきちんと当たるように、舌掃除は鏡を見ながら行いましょう。
・ブラシを動かす方向は「舌の奥から手前」
ブラシを舌の「奥から手前」に動かします。
ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させたりするのはやめましょう。
舌苔中の細菌をノドの奥に送り込んでしまう可能性があります。
・強い力で磨かない
舌はとてもデリケートな組織です。
舌の粘膜や味を感じる味蕾(みらい)を傷つけないよう軽い力で行いましょう。
・嘔吐反射を防ぐには舌は思いっきり前に出す
ブラシなどを口に入れると「オエッ」となる事があります。
これを「嘔吐反射」といいます。これを防ぐには、舌を思いっきり前に出すのがコツです。
・無理にキレイにしない
長い期間をかけてたまった舌苔は、一回の掃除ではキレイになりません。毎日掃除することでだんだん落ちやすくなっていきます。舌を傷つけないためにも無理は禁物です。
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